助成金の活用


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 助成金は公的な資金制度です。ここでは厚生労働省の助成金について見ていきます。企業の活性化、独立・起業、福利厚生制度などの支援を目的としています。このお金は返す必要がありません。それならば、もらった方が断然おトクなのです。
 厚生労働省の助成金(行政側は
各種給付金と呼んでいます)は独立・起業支援や労働者の雇い入れ、育児・介護休業等の福利厚生制度などに対するものなど多種多様です。雇用系の助成金とも呼ばれます。
 
 助成金の財源は
雇用保険です。雇用保険を財源にしていますから、労働保険に加入していることが必要です。労働保険に加入して人を雇い入れたり、従業員が働き続ける環境を整備した事業主に支給されます。「雇用系の助成金」と呼ばれるのはこのためです。支給申請先は厚生労働省の外郭団体やハローワークです。
 
公的融資を50万円受けるのも、金融機関から50万円融資を受けるのも、助成金で50万円を受けるのも、同じ50万円です。しかし助成金の50万円は担保が必要でないどころか返済をしなくてよい50万円なのです!国民生活金融公庫の融資ですら担保や保証人が必要なことが多いのに、です!
 
 助成金の受給には様々な要件があります。提出する書類も数多くあります。返済の必要が無い分、通常の融資よりも審査が厳しいと考えればよいでしょう。支給申請から受給まで数ヶ月間以上かかる助成金も少なくありません。融資と違って数ヶ月後の忘れた頃にお金が入る、ことになります。ただし申請の際には十分な事前の計画が必要です。

助成金と融資違い
- 厚生労働省の助成金 金融機関の融資
返済 不要 必要
担保・保証人 不要 ほとんどの場合必要
申請先 厚生労働省の外郭団体
ハローワーク等
各金融機関
入金時期 受給のための行動を起こして
から数ヶ月先のことが多い
審査後すみやかに
注意点 各助成金の受給要件に
適合していることが必要。
融資条件に適合している
ことが必要。


 厚生労働省の助成金は支給要件を満たしていれば、ほぼ確実に受給できます。ただし不正受給には罰則がありますのでご注意下さい。


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