E登記の完了


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補正
 
 補正は訂正箇所や不足書類などがある場合の措置です。不備や書類の不足があると登記の完了が本来の補正日より遅れる場合もあります。申請書に連絡先を書いておけば補正日までの間に電話で連絡をくれるので、補正日よりあとにズレこむことはまずありません。(連絡先の電話番号は必ず書かされます。)
 捨印を押してあって、訂正が可能であるならは登記官がやっておいてくれます。場合によっては直接法務局に足を運ぶことになります。不足書類があるならば何が必要か教えてくれます。不足書類は直接持っていかなくても郵送で送ることも可能ですので、連絡をくれた登記官に確認して下さい。
 補正があった場合、補正をした当日に登記は完了しません。翌日以降になります。

 登記には何日くらいかかるのでしょう? 法務局によっても異なります。又同じ法務局でも混み具合によっても異なります。一概には言えませんが、10日から2週間くらいです。
 例えば都内の法務局など混んでいる所は10日〜2週間くらいかかります。横浜地方法務局では10日くらいです。当事務所のある藤沢の法務局は1週間〜10日くらいです。(余談ですが不動産登記は商業・法人登記よりもさらに日数がかかることが多いです。ある時の某法務局では商業・法人登記は10日後なのに不動産の権利の登記はなんと22日後でした。)
 補正日には直接法務局に行っても電話をかけて確認しても構いません。訂正がなければ登記は完了です。


登記完了

 登記が完了すれば正式に会社の誕生です。すぐに会社の登記簿謄本を取りましょう。手数料は1通千円です。申請書に登記印紙を貼付けて払います。
 登記印紙は収入印紙とは違います。あまり使いませんが登記簿謄本を取るときに使用します。日常の取引で契約書や高額商品購入時のレシートに貼ったり、会社設立時の定款の認証や登記申請に貼るのが収入印紙です。登記印紙は法務局内でも(財)民事法務協会が販売しています。郵便局でも売っていますが、収入印紙と異なり特定郵便局など小さい局では扱っていません。土日や夜間に買いたいときは金券ショップで売っています。
 登記簿謄本を取ったら真っ先に金融機関に行きましょう。登記簿謄本があれば払込んだ資本金1,000万円を引き出すことができます。これで資金も潤沢になりました。この資金を投資して事業の拡大に邁進しましょう!

 登記簿謄本はこれ以外にも必要なことがあるので余分にとりましょう。例えば営業の許認可や社会保険の適用、労働保険の適用、
助成金の申請等です。融資を受ける際にも必要になります。


        会社設立後の手続きは 税務署等の届出 からどうぞ


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